事例ハイパフォーマーのスキル・マインド等を体系的に整理・言語化し、繰り返し実践トレーニングで生産性を向上
H社(IT(システム開発・運用)・年商100億円)エンジニア部門の個人間のパフォーマンス差を縮めるメニューを設計。繰り返し実践トレーニングを通じ理解⇒行動⇒習慣化を促し、組織全体で10%以上の生産性向上に成功
背景・課題
- H社はシステム開発・運用やWeb制作等を手掛けるIT関連企業。市場拡大により売上は右肩上がりに成長する一方、慢性的なIT人材不足等を背景に良質人材の確保が難しく、人数は増やしたものの人材の平均スキルレベルが下がり生産性が低下。結果、利益率が悪化傾向にあった
プロジェクトの目的・ゴール・対象
- こうした状況を踏まえ、H社では、エンジニア部門(SE・制作等)の生産性向上を進める全社プロジェクトを発足。これまでも業務標準化やITツール活用等は進めてきたが、エンジニア業務は標準化の難易度が高くITツールの活用範囲も限定的で大きな効果につながらなかったため、個人間で大きなバラツキのあるスキルの底上げに焦点を当てた取組を進める方針を固めた
- また、プロジェクトの推進に際しては、自社内だけでの取組ではなかなか成果に結びつかなかった経験を踏まえ、無形サービスオペレーションの生産性向上支援実績が豊富で、業務・組織面に留まらず人材・風土面の改革まで一体的に支援できるイコール・パートナーズを外部パートナーに起用し、両社の協働によりプロジェクトを進めることを決めた
取組の概要・手順
- はじめに、過去の社内施策の棚卸を実施。その結果、スキルの伝承はOJTを中心に進めているものの、伝承対象スキルの技術面への偏重、スキルの言語化不十分、教え方のバラツキといった様々な問題があり、それらが個人間の大きなスキル差に少なからず影響している可能性を把握した
- そこで、まずはハイパフォーマーのスキル・マインド等のベストプラクティスの把握に着手。パフォーマンスに繋がるスキルやマインド等を幅広に捉え、体系的な整理と言語化を進めた
- その上で、それらを浸透させるための実践トレーニングを一体的に設計・推進。教える側・教えられる側それぞれに必要なメニューを設計すると共に、現場における研修⇒実践⇒振り返りを繰り返すことで、双方の理解・行動・習慣化を促した
プロジェクトの成果
- 新人やローパフォーマーの業務遂行時間の短縮化や顧客・プロジェクトあたりの売上向上を実現
- 活動の継続的な推進を通じ、エンジニア部門全体の生産性(1人あたり売上)を10%以上改善。チームやプロジェクト単位では2-3割以上の生産性向上に成功
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